三多摩ブロック地協「2023年度労働者自主福祉運動推進会議総会・学習会」を開催!!

掲載日:2023年10月20日

 10月19日、三多摩ブロック地協は「2023年度労働者自主福祉運動推進会議総会・学習会」を開催しました。

  主催者を代表して高橋議長は「近年の経済を見てみれば、円安や物価高など生活が苦しい状況が続いている。2023春闘では平均3,58%の賃上げ(連合統計)を実現したが、実質賃金はマイナスの状態である。2024春闘も全力で臨んでいくことはもちろんだが、同時に可処分所得も上げていく必要がある。そのためには中央労働金庫・こくみん共済の商品を組合員にしっかり周知し、生活やくらしを向上させるために利用していただく。そして東京労福協とも連携を図りながら、労働者自主福祉運動を進めていきたい。」と挨拶しました。次に来賓として、中央労働金庫東京都本部 座光寺常務理事、こくみん共済coop東京推進本部 岡 本部長、東京労福協 大塚会長からご挨拶をいただきました。              

 続いて、2023年度活動経過報告、2024年度活動方針(案)を和田 事務局次長が提案し、全体で承認しました。

 その後、中央労働金庫の現況報告を、栗原 立川支店長、こくみん共済coopの現況報告を天野 多摩支所長からそれぞれ受けました。

 学習会では、中央労働金庫総合企画部 白井上席調査役から「最低限知っておきたい“奨学金のオモテとウラ”」のテーマで、ご講演をいただきました。奨学金を借りている方々が陥りやすいポイントをはじめ、具体的な救済制度や保証制度について詳しくお話いただきました。奨学金を利用する際は、しっかりと契約内容を理解すること、借りた総額・毎月の返済額の把握が何よりも大切であることや、奨学金に限らず、様々なローンを契約する際にも役立つ情報などを教えていただき、良い学びの機会となりました。