VST第4回研修会 HUG(避難所運営ゲーム)体験学習 ~いつ来るか分からない災害に備えて~

掲載日:2026年9月2日

2026711日(土)第4回VST研修が開催され、『HUG』(避難所≪inanjyo≫・運営≪nei≫・ゲーム≪ame≫の頭文字による)を体験しました。講師は、VSTの先輩でもある松島一博 氏です。

松島さんは浜松市災害ボランティア連絡会 浜北・天竜災害ボランティアコーディネーター連絡会などでのボランティア活動の経験も豊富で、避難所の運営についてのレクチャーの後、実際にカードを使った体験を行いました。

 

HUGは、災害時に避難所に訪れる様々な方を、自分たちが実際に避難所を運営側になり、避難者の年齢、性別、国籍や様々な被災状況(バス旅行中の外国人旅行者団体、ペット連れ、車椅子の高齢者、異なる宗教の方々など)が書かれたカードを、読み手の人が次々に読み上げていき、それらを避難所に見立てた平面図に適切に配置していく、また、総理大臣の視察、マスコミの取材、救援物資の到着などのイベントへの対応をどうするなどの判断も要求される、実際に避難所で起こるであろう様々なことを疑似体験するゲームです。

VSTメンバーは、各班に分かれ、これらの避難者や様々な出来事に対して速やかに判断し、体育館や教室の何処かに割り当てたり、イベントへの対応をしていかなければなりません。各班は、皆で意見を交わしながら、押し寄せてくる避難者について最善の対応策を考えていきましたが、1つとして同じ避難所はありませんでした。

これらを通して実際の避難所を運営する側の混乱や大変さを理解するとともに、様々な考えを持つ方々が集まり、協力して意見をすり合わせすることの大切さ、難しさを、身をもって体験することができ、充実した研修となりました。

近いうちに必ず起きるといわれている「首都直下地震」や「南海トラフ巨大地震」、頻発する風水害に対して、まずは自分自身が避難所に行かなくて済む(在宅避難)準備を行なこと、やむを得ず避難所へ避難することになった場合には、「積極的に避難所運営へ協力する」ことを確認できた研修となりました。

各組織において、地元の避難所の運営を担っている「町会・自治会」などと、日常的な連携を取り、来るべき有事に備えていただきたいと思います。