VST第3回研修会「田町駅周辺まち歩き」~災害時に配慮が必要な方への支援~

掲載日:2026年7月9日

3回目となったVST研修は6月20日(土)に開催され、VST研修生19名、VSCメンバーに加え、聴覚障害者の方、車イス利用の方、視覚障害者の方、各々の介助者など総勢49名が参加した研修となりました。

今回の研修は、聴覚障害者の方を講師としたコミュニケーション講座、車イスの操作説明、視覚障害者の方にお手伝いを申し出て一緒に歩くときの注意点、その後田町駅周辺を車イスや白杖体験をしながら歩き、障害をお持ちの方の視点・災害時の視点を学ぶ、共助の研修です。

 

はじめに、聴覚障害者のコミュニケーションとして、所 智子さんから聴覚障害者とは?というお話から、接し方、手話について講演していただきました。聴覚障害者=手話、ではなく、話せる方や手話ができない方もいるとのことでした。接し方として耳にやさしい「かきくけこ」を学びました。「か」書く、「き」希望を聞く、「く」口元を見せる、「け」掲示する、「こ」言葉を言い換える。そして、手話入門としてクイズをしました。とても分かりやすく、手話を学ぶきっかけになると思いました。

 

続いて、3グループに分かれて、車イス利用者、視覚障害者の方にグループに入ってもらい、役割分担したあと、まち歩きへと出発しました。当日は雨でしたので、雨具を着用し、田町駅を目指し、屋根のあるムスブ田町を中心に車イス体験・白杖体験をしました。

車イス体験はまず乗ること、そして押すことです。少しの段差、緩やかな斜面だとしても手動の車イスは後ろ向きで動いた方が安心安全なことや、距離感に気をつけること、届かない所が多々あること、振動があること(私は車酔いみたいになりました)、狭さなどを体験しました。

白杖体験は目隠しをし、階段を下りたり、椅子に座ったりしました。点字の必要性や介助者がいる安心感、また、介助する時は、目にうつる情報を全て伝える大切さを学びました。

 

まち歩き後には、各自が感じたこと・気付いたことをグループ内で話し合い、それを全体へ発表することで理解を深めました。

今回の研修は「共存共助していくには」を考える貴重な機会になりました。

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