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沖縄戦の歴史を学び、次世代につなぐ~多摩東部第一地区協宿泊幹事会~
掲載日:2022年11月28日
連合多摩東部第一地区協は、11月18日から宿泊幹事会を沖縄県で開催し、19日は政策学習として、沖縄県平和祈念資料館・平和祈念公園の視察見学と、9月に開催したお酒のセミナーでお世話になった神村酒造の工場見学に行ってきました。
平和祈念資料館では、沖縄戦に至るまでの沖縄の歴史や戦争がなぜ起こったのかについての展示をはじめ、当時の映像・写真・実物(医療器具等)なども展示されていました。また沖縄戦を体験した方々の証言集も多々あり、戦争の悲惨さを感じ、戦争を二度と起こしてはいけないと再認識しました。
平和祈念公園では、沖縄戦で亡くなられたすべての戦没者の氏名を刻んだ刻銘碑があり、平和の広場を中心にして放射状に円弧の形で広がりをもって配置された「平和の礎」を見学しました。デザインのコンセプトは『平和の波永遠なれ』となっており、屏風状に並んだ刻銘碑は、世界に向けて平和の波が広がるようにとの願いをデザイン化したものだそうです。
お酒のセミナーでお世話になった泡盛の神村酒造さんの工場見学では、中里社長直々に工場を案内していただき、泡盛ができるまでの過程はもちろんのこと、蒸留時にでた酒粕も有効活用し、泡盛以外の商品や有機肥料等も製作されているとのことで、環境にも配慮されていることに感銘を受けました。
今回の沖縄宿泊幹事会では、時間関係上多くの施設を視察することはできませんでしたが、やはり日本で起きた戦争の歴史について継続的に学ぶこと、そして次世代にしっかりとつないでいくことの重要性を感じました。来年以降も連合の政策実現につながるような政策学習を行っていきます。