中南女性委員会が日立GLS工場を見学

掲載日:2023年9月9日

 連合中南ブロック地協女性委員会は、年に1度、近県での職場見学会を計画し合わせて宿泊での委員会を開催しています。異業種の職場を実際に見ること、労組とのつながりを図ることができる職場見学会は貴重な機会となっています。

 9月8日(金)、中南女性委員会の9名は、茨城県常陸多賀にある日立グローバルライフソリューションズ(株)多賀工場を訪問し、工場見学と第3回女性委員会を実施しました。

 

 今回は「タテ型洗濯機」「掃除機」「炊飯ジャー」の製造ラインを見学し、毎日使っている身近な家電がどんな風に作られているかを実際に見ながら説明していただきました。ロボットで自動化されているものもありましたが、多くが人の手によって丁寧に作られており、作業者は一日中立ったまま勤務していて驚きでした。いわゆるラインでの流れ作業だけでなく、1人がひとつの製品を完成まで組み立てる方式には作業手順の改善やミスを防ぐ工夫が随所に盛り込まれ、それらは日々改善を繰り返しているとのことでした。現状に慢心することなく、やる気・意欲を引き出す、自らが考え提案・改善するという社風に感心し、たくさんの刺激をもらいました。さらに、日立の製品のすばらしさに感動して、参加者の購買意欲に火がついていました。

 台風13号が関東に上陸し激しい雨の中、工場を回るために特別に移動車を準備してくださったり、電車の遅延に合わせてスケジュールを調整していただいたりと、会社・労働組合双方ともに大変お世話になりました。労組役員の方々とは、懇親会でもお話でき、良い意見交換の場となりました。

 明けて翌日は、大甕(おおみか)にある日立オリジンパークを訪れ、日立製作所の創業者・小平浪平の生き様に触れたり、創業以来の日立製作所の挑戦の歴史をたどったりしました。2021年に開業した日立オリジンパークは、モーター、洗濯機、扇風機の初号機の展示や、たくさんの映像・写真で見ごたえがありました。参加者は大満足で帰路につきました。

日立オリジンパークに再現されている”創業小屋”前で

 
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