三宅島訪問 ～現地の組織交流力を見た！～

　連合東京島嶼連絡会は、5/26(月)・27(火)で三宅島を訪問しました。

連合東京の政策制度要求につなげるため現地で働く仲間との懇談会をメインに、三宅村役場訪問、噴火跡、東京電力三宅島内燃力発電所の視察を行いました。

　懇談会では、通信について（島の周回道路でも通信が出来ない場所ある）、医療体制について（医療設備の脆弱さ）、村役場と住民をつなぐ情報ツール課題（これまでＩＰ電話で噴火情報や緊急対応などリアルに情報共有しているが保守期間が過ぎているため、新たに島へ入居する場合は対応できなくなっている）などの問題について意見をいただきました。

そして何より、三宅の各組織の皆さんが日頃から連携されていてコミュニケーション力があることを感じる会となりました。

　三宅村役場訪問では、村長・副村長ともに不在のため総務課にご対応いただき、懇談会で出た課題をお伝えするとともに、連合東京が島嶼問題も東京都へ政策制度要求を行っていることをお伝えしました。

　視察は、三宅島GEOスポット（20年周期で噴火を繰り返す島の噴火跡を見る場所）をめぐり、富士火山帯の活火山であることから地球の鼓動を感じることが出来ました。

また、東京電力三宅島内燃力発電所では、島の全ての電力を作り出すディーゼルエンジンの状況、電力供給状況を把握しコントロールする設備の説明をしていただきました。

　連合東京島嶼連絡会は、島嶼地域の振興と現地で働き・暮らす皆さんの生活環境向上に向けた政策制度要請に取り組んでまいります。