2022政策学習会・議員懇談会~首都直下地震の新たな被害想定を学ぶ

掲載日:2022年8月26日

 連合中南ブロック地協は、8月26日(金)15時30分より日本教育会館「喜山倶楽部」において、2022政策学習会・議員懇談会を開催し、地協・地区協役員、政策委員、推薦議員など計51名(議員懇談会は35名)が出席しました。

 

 開会にあたり西原議長から、参加議員に対し日頃のご協力への感謝を述べるとともに、「中南ブロックは働く人が多いエリアであり、生活者・労働者両方の立場で、今日の講演で得た課題を共有し対策に活かしてほしい」と挨拶しました。

中南ブロック地協を代表し挨拶する西原議長

 続いて参加議員の皆様を代表し、海江田万里衆議院議員、あべ祐美子都議会議員からもご挨拶をいただきました。

 政策学習会はまず、連合東京の政策・制度要求について、連合東京政策局の上本局長が重点要求を中心にポイントを絞って説明しました。

 次に中南ブロック地協政策委員会委員長を担う日野議長代行からは、中南ブロック地協の本年度の政策・制度基本要求(案)を説明し、各地区協での政策要求書策定および政策実現にあたって推薦議員へ協力をお願いしました。

中南ブロック地協の政策・制度要求(案)を説明する日野議長代行

 休憩をはさみ、「首都直下地震の新たな災害シナリオ~いま必要な備えと役割~」と題して(一社)防災教育普及協会会長で東京大学名誉教授の平田直氏よりご講演いただきました。平田氏は内閣府中央防災会議専門委員など地震防災行政において要職を歴任、本年5月に発表された東京都の新たな被害想定の検討にも携わっています。地震と震災の概念の違い、各自治体の地域防災計画の位置づけ・重要性や定性的被害推定の視点などを知り、地域や家族や職場での被害を最小限に抑えるために何が必要か、それぞれ考えるきっかけになりました。

防災教育普及協会 平田会長の講演

 引き続いて会場を隣に移しての議員懇談会は、3年ぶりに対面開催することができました。参加していただいた議員の皆様より一言ずつご挨拶いただき、各テーブルでは地区協役員との懇談・意見交換が進みました。

 中南ブロック地協は、これからも政策学習会や議員懇談会にて様々なテーマ・政策課題を取り上げ、鋭意工夫しながら取り組んでまいります。

3年ぶりに対面開催した議員懇談会