練馬地区協施設見学会~農業体験から都市農業を学ぶ~

掲載日:2022年11月7日

 10月29日(土)、練馬地区協は『施設見学会』を行いました。

 練馬地区協は、この間、障がい者団体との連携を通して自律支援政策を学習して参りましたが、コロナの感染拡大により暫く留まっており、別活動を模索していました。

 

 この度の施設見学会は、練馬区で都市農業を展開しておられる『さかい農園』にお邪魔し、都市農業の現状と課題や、地産地消の重要性を学習しました。

 

 「練馬区の農地は、世代交代により30年間で1/3となりました。他にも、肥料価格の高騰、住民の理解不足による騒音・匂い・農薬等への苦情、都市化による環境変化が起き野菜育成に大きく影響がある等、都市において農業を継続するには課題が多くあります。一方、練馬区野菜ブランドは高く評価されており、企業や団体での練馬区野菜のアピールや、農業体験を通した作業所や学校との連携等、地産地消、地域活性化の一翼を担っています。大変なことも多いけれど、運動としての続けることの重要性を感じます。」と、酒井さん。

 

 意見交換しながら、青首大根と里芋の収穫作業を体験し、その後、練馬区産野菜を使っておられるお食事処で、美味しいお野菜料理を堪能しました。

 

 企業や労働組合の食堂でも、地場の産物を利用して地域アピールをしているところがたくさんあります。

 これからも、地域から積極的に政策発信して参ります。

 
Statcounter プレミアム版コード