東京の廃棄物最終処分場を視察、環境問題を考える。

掲載日:2020年10月7日

 10月7日(水)午後、連合東京政策委員会は、中央防波堤外側廃棄物埋立処分場(江東区海の森)などにおいて「ごみの中間処理から最終処分の現場」を視察し、東京における環境問題を認識した。

 視察に先立って、太田政策委員長から「分ければ資源、混ぜればごみと聞いている。改めて勉強したい」と挨拶を行った。東京都の梅村管理事務所長からは「ここは、東京23区唯一の埋立処分場。可燃ごみを燃やした残渣(ざんさ)や、一部の産業廃棄物、下水汚泥、建設発生土などを埋め立てている。処分可能な期間は、おおよそ50年。リサイクルや中間処理などのごみ減量を行って、長く使っていきたい」と説明が行われた。

梅村管理事務所長から埋立処分場全体について説明がある。

 この後、東京二十三区清掃一部事務組合の粗大ごみ破砕処理施設と不燃ごみ処理センター、東京都の第三排水処理場、埋立処分場(その2)を視察した。

第三排水処理場で汚れた雨水の浄化について説明を受ける。

 視察したメンバーからは「処分場の埋め立ての高さは」「処分場から浸み出た雨水の温度は」「中間処理などで、どのくらいごみの量を減らせるのか」「ごみの収集から最終処分までの事業に幾らかかるのか」など、それぞれの現場において多くの質問が行われた。

埋立処分場(その2)、高さ30mの高台から新海面処分場予定地を望む。

 
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