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「働くってすごい!」 HOPEが子どもたちの職場見学会を実施
掲載日:2022年8月5日
2022年8月4日(木)、子ども・若者支援プラットフォーム(通称:HOPE)にて羽田クロノゲート施設見学会が開催されました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、連合東京事務局6名の他、子ども食堂(8名)、東京労福協(1名)、子ども・若者支援プラットフォーム事務局3名の計18名が参加しました。
羽田クロノゲートはヤマト運輸株式会社の物流ターミナルであり、国内外から届く荷物を24時間・365日仕分けを行っています。近年では物流業務の他、付加価値サービスの一環として、電化製品の修理や医療機器の洗浄作業等、複合的な役割を担っているとのことでした。
最初のプログラムでは、羽田クロノゲート見学コースに参加し、物流の生い立ちや1時間に最大4万8000個の荷物を仕分けする物流ターミナルの見学、クロノゲートが担う役割について、羽田クロノゲートのナビゲーターの方から解説いただきました。
その後、施設内にあるスワンベーカリーのパンとジュースを羽田空港が一望できる食堂でいただきました。
午後はヤマト運輸労組南東京支部ならびにヤマト運輸株式会社のご協力のもと
「物流業務の種類や役割」の説明や「社員の方が仕事を通じて感じたお客様とのエピソードをまとめた
『むびしばい(紙芝居風に動画編集したもの)』の上映」を視聴しました。
現場で出ている課題なども意見交換することができ、参加したお子さんには働く人のカッコよさと苦労が伝わったようです。
最後は、ヤマト運輸株式会社で最大級となる「10tトラックの乗車体験」を行いました。
大きなハンドル、最後部が見えるモニター、サイドミラーの開閉操作など、普段はドライバーだけが見られる風景を特別に体験させていただきました。
参加されたお子さまからは「楽しかった」、「トラックの運転席に乗ったのは初めて」、「宅配のお仕事がよくわかった」などの声が寄せられていました。
配達ドライバーはどんな環境でも荷物を運び続けますが、お客様からの感謝の言葉が何よりのエネルギーになるそうです。
何気なく届く1つの荷物に多くの方の思いや労力が関わっていることで、働く大人に対する見方も変わったのではないでしょうか。
子ども・若者支援プラットフォームの就労支援の一つの取り組みとして手掛けられた小・中学生に対する職場見学会の企画ですが、今後も連合東京では職場見学会を引き受けてくれる参加団体の応募や子ども・若者支援プラットフォームへの企画・運営の支援を続けてまいります。