女性、高齢者、障がい者など多様な課題の可視化の必要性~連合三多摩2024ジェンダー平等セミナー~

掲載日:2024年9月13日

 9月10日、連合三多摩女性委員会は立川女性総合センターアイムにて「2024ジェンダー平等セミナー」をオンライン併用で開催しました。184名(女性参加率37.7%)の方々に参加頂きました。

女性委員メンバー自己紹介

 冒頭、主催である連合三多摩女性委員会メンバーの自己紹介を行い、代表して高橋リーダーより「年明けから能登半島地震をはじめとする地震や台風などの多くの自然災害に見舞われました。本セミナーが防災意識を高める一助になれば幸いです。」と挨拶をしました。続いて、高橋連合三多摩ブロック地協議長、服部連合東京男女平等局長から挨拶を頂きました。

主催者挨拶:高橋リーダー

 講演は「災害対応の質を左右するジェンダー平等の視点~家族の命・健康・家計から、事業継続、被災者支援まで~」をテーマに、浅野幸子 氏(減災と男女共同参画研修推進センター 共同代表、早稲田大学 地域社会と危機管理研究所 招聘研究員)よりご講演をいただきました。

講師:浅野幸子 氏

 防災計画を作成するにあたって女性や高齢者、障がい者などを含めた多様な課題や意見を表に出すことの重要性や、首都直下に備えた家庭や地域で取り組むべきことなど、今の日本の防災・発災時の対応における課題点についてお話頂きました。質疑応答では、参加者からも防災計画への女性参画の必要性に関する意見もあがりました。

 多様な人たちがいる社会を前提とした考えは、防災に限らず今後様々な場面で必要になっていきます。女性委員会では今後もジェンダー平等の実現に向けた学習会の開催などを実施していきます。