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危険に備える対策を ~連合南多摩地区協 施設見学会 柏崎刈羽原子力発電所を視察~
掲載日:2024年9月25日
連合南多摩地区協は、9月20日~21日において、宿泊幹事会を開催しました。20日に幹事会を行い、21日に柏崎刈羽原子力発電所を視察しました。
年に1回の宿泊幹事会(施設見学会)では、様々なテーマで場所を選定しており、今年は、原子力発電所の見学視察を通した原発問題への関心・意識向上を目的に行いました。
柏崎刈羽原子力発電所は、新潟県の柏崎市(1~4号機)、刈羽村(5~7号機)に立地しています。まずは、原子力発電の仕組みや、安全性を高める日々の取り組みについてご講演をいたただきました。元々、柏崎刈羽の土地は、明治中期~昭和初期までは、油田として、石油が栄えている土地であり、原子力の誘致ということで、昭和60年に発電所がスタートしました。約6000人の方が働いており、そのうち1194人が東京電力の方ということです。2007年の中越地震から、発電所は停止しており、危険に備える対策として、訓練を毎月1回行っているということでした。
続いて、展示館において、原子力発電の仕組みや発電所の安全対策等をご紹介いただき、その後、バスに乗り、発電所内を視察いたしました。広大な土地の中において、防潮堤や淡水貯水池、大容量送水車、発電機車など、東日本大震災の教訓を活かした対策をしていることを間近で見る事ができました。
視察後は、東京電力労働組合の方からもご挨拶をいただき、質疑応答では、多くの質問があり、原子力発電所の知識について詳しく学ぶことができ理解を深めることができました。
柏崎刈羽原子力発電所の見学についても、連日多くの方の視察もあるなど、大変関心が高くなっているようです。東京電力労働組合さんのご協力に感謝を申し上げます。