連合中南「第10回地協委員会」を開催~沢村新議長を選出し地域活動・組織のさらなる強化へ~

掲載日:2022年11月18日

 11月18日(金)15時より、ビジョンセンター田町において「第10回地協委員会」を開催した連合中南ブロック地協は、2021年の第11回定期総会で確認した11項目の活動方針について、中間総括および今後1年間の活動方針の補強を行いました。本地協委員会には、オンライン出席を含め110名の地協委員が参加しました。

開会挨拶をする西原議長

地協委員会議長は青山地協委員(自動車総連・左)と中村地協委員(JP労組・右)

 冒頭、西原議長は主催者を代表し「コロナウィルスの感染拡大は一進一退。ロシアによるウクライナへの武力侵攻は世界を驚かせ、平和の尊さを改めて実感する状況となった。エネルギーや物価価格の高騰、円安は、我が国の労働者・生活者に大きな影響を及ぼしている。連合中南としても、組織強化、政策・制度要求により『働くことを軸とする安心社会』の実現を目指し、労働組合の存在価値を高める運動・活動を展開していく。来年4月の統一地方選挙に向けて、なお一層の取り組みが必要であり、ご支援・ご協力をお願いしたい」と挨拶しました。

 来賓として、杉浦連合東京会長、海江田万里衆議院副議長、東京都労働相談情報センターの秋谷所長(大崎事務所の岩本所長はご紹介のみ)、小野中央労働金庫田町支店長、八城こくみん共済coop中南部支所長にご臨席を賜り、それぞれご挨拶をいただきました。

 小林事務局長からの2022年度活動経過報告の会計報告、吉野会計監査からの2022年度会計監査報告が承認された後、第1号議案「2023年度運動方針の補強(案)」を日野議長代行が、第2号議案「2023年度予算(案)」を小林事務局長が提案し、満場一致で承認されました。

運動方針の補強(案)を提案する日野議長代行

 第3号議案「役員の交代(案)」については、永井役員推薦委員長から、新議長に沢村副議長(電力総連)の選出を提案し、新体制が確認されました。

 特別決議として、吉村地方委員(情報労連)から「第20回統一地方選挙の必勝に向けた特別決議」(案)」が提案され、全体の拍手で採択されました。

 最後に沢村新議長より「これまで副議長として中南ブロック地協の活動に触れ感じたことは、それぞれ個々の労働組合が労働条件の維持・向上に取り組んでいる中、産業や規模を超えてつながり、支え合って、より大きな課題解決のために政策・制度を実現するという、連合の組織力である。新議長として、活動の最前線である地区協に寄り添い、共に歩んでいきたい。」と挨拶しました。沢村新議長によるガンバロウ三唱は、昨年とは異なりマスク越しに全体で力強く発声し、中南エリア7地区協および構成組織とのさらなる連帯を確認し終了しました。

沢村新議長の就任挨拶

今年は力強い発声でガンバロウ三唱