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賃上げがあたりまえの社会 みんなでスクラムつくろう労働組合 ~連合中南ブロック地協2025春季生活闘争総決起集会・セミナー~
掲載日:2025年3月21日
3月4 日(火)18時より、連合中南ブロック地協2025春季生活闘争総決起集会・セミナーを開催しました。総勢265名(うち女性参加53名、20%)の構成組織役員・組合員の方々に参加いただきました。
冒頭、沢村議長が主催者を代表し「物価、賃金は上がらなくてあたりまえの社会を変えるため、賃上げの拡がりと格差是正、労務費を含む適切な価格転嫁を行い、今こそ生活向上を実感し将来への希望と安心をつくっていくチャンスと捉え、力を結集し取り組んでいきましょう。」と挨拶しました。
続いて、「連合東京2025春闘ダイジェスト動画」を見た後、来賓として連合東京の斉藤会長からご挨拶と併せて、連合東京2025春闘方針①賃上げがあたりまえの社会をつくる②配分交渉③労務費の価格転嫁に拘った交渉を行う。また「つくろう労働組合」をテーマに経営と対等に対峙できる組合づくりを掲げているとご説明いただきました。
春闘実行委員長である田﨑議長代行から、賃上げがあたりまえの社会の実現で「働きの価値に見合った賃金水準」への引き上げと「すべての労働者の立場に立った働き方」を推し進めていくとした「集会宣言(案)」が提起され、賛意を促し確認されました。
セミナーは、今まさに国会で議論されている労働者や生活者にとって重要な政策課題に対するお話を頂くため、内閣総理大臣補佐官(賃金・雇用担当) 矢田稚子様をお招きし『「103万円の壁」をはじめとした働く上で重要な税制や社会保障』と題し講演を受けました。「賃上げ交渉は労使で決めるものではあるが、政府としても賃上げ後押しとして『中小企業投資支援パッケージ』や『価格交渉リーフレット』等があり、賃上げ原資を引き出すために国の支援を提案してみてはいかがでしょうか」と交渉手段を提案いただき。また、「手取りを増やす」視点から「年収の壁」改正、女性就労を阻害している実態や、これから議論がはじまる年金問題についても詳しくお話いただきました。
参加者の皆さんからも解りやすかったとの声を頂き、今春闘で取り組む課題を共有することが出来ました。