連合中南女性委員会がサッポロビール千葉工場を見学!!

掲載日:2024年10月3日

 連合中南ブロック地協女性委員会は、年に1度近県での職場見学会を計画し、それと合わせて委員会を開催しています。異業種の職場を実際に見学し、その職場の労組役員のお話を聞くことで、労組とのつながりを図ることができる貴重な機会となっています。

 9月27日(金)、連合中南女性委員会の10名は、千葉県船橋市にあるサッポロビール千葉工場を訪問し、委員会の他にビール講義・工場見学・単組役員講話を実施しました。

 ビール講義では、アテンドの方からサッポロビールの歴史をはじめ、ビールの定義・製造工程など詳しくお話をいただきました。サッポロビールの麦芽とホップは協働契約栽培を行っており、生産者としっかりコミュニケーションをとりながら、互いに協力して高品質の原料を作っているそうです。生産者としっかり顔と顔を突き合わせてビールを作り上げていることに感銘を受けました。

 工場見学では主にパッケージ工程のラインを見学させていただきました。機械を通過しながら24本入りのビールが箱詰めされていく様子に大興奮でした(1分間に65箱製造)。また工場内のマンホールや壁の柱と柱の間に「★マーク」が隠れているところに遊び心を感じました!

児島サッポロビール労組中央執行委員による講話

 工場見学後はサッポロビール労組の児島中央執行委員より、会社・労組それぞれの取組みについて講話をいただきました。75年の歴史のあるサッポロビール労働組合は、年に1度労組の支部代表者と会社の社長・役員とで、経営方針や会社状況等について報告・意見交換をする場(経営諮問委員会)を設けているとのことでした。また印象的だったのは、生理休暇制度の改定です。「生理休暇をとりたい」と上司に伝えるのは少し抵抗があるという声もよく耳にしますが、サッポロビール内でもそういった声があり、名称を「M休暇」に変更し、半日取得もOK、PMSでの取得事由の追加なども行い、取得率向上につながったそうです!

 今回の職場見学会も大変勉強になるお話が盛りだくさんで、見ごたえのある有意義な機会となりました。今後も連合中南女性委員会は、職場見学会を含む異業種交流の行事を引き続き開催し、横のつながりをより深め、女性活躍推進の実現に向け取り組んでいきます。