歴史の大切さを再認識~次世代育成語り部プロジェクト第3回研修~

掲載日:2021年6月17日

 連合中南ブロック地協労働者自主福祉運動推進会議は、6月15日(火)15:00から、連合東京大会議室からオンラインで、次世代育成「語り部プロジェクト」第3回研修会を開催しました。

杉浦副館長・学芸員(賀川豊彦記念・松沢資料館)による講演

 第1回・2回の研修で、語り部の皆様からの講演や次世代メンバーによるグループディスカッションを行い、最終回となる第3回研修会では、研修のまとめとして以下の内容を行いました。

1. オンライン講演「賀川豊彦と労働運動」

2. 参加メンバーによる報告書の発表・意見交換

3. 全体講評

 昨年10月の第1回研修会から、コロナウイルスの感染防止対策を考慮したグループディスカッションを模索するなど、開催方法や内容・日程について、語り部・参加メンバーの皆様のご協力により無事に最終回を迎えることができました。

オンラインを使った研修会

 オンライン研修会では、賀川豊彦松沢資料館の杉浦副館長・学芸員から「賀川豊彦と労働運動」のタイトルで、労働運動と労働者自主福祉運動の歴史をあらためて学びました。参加メンバーによる報告書の発表では、労働組合・労金・こくみん共済coopの3団体が労働者自主福祉運動推進機関として連携していくことの大切さや、参加メンバー一人ひとりがそれぞれの立場でその担い手として自覚をもって活動していきたいとの報告がありました。

望月中南ブロック地協元議長の全体講評

 全体講評では、望月中南ブロック地協元議長より、過去の歴史と同じように、現在において労働者自主福祉運動の傘に入っていない「目の届いていない」人たちを仲間にしていくことが私たちに求められているとの課題提起で研修を締めくくりました。

今後も3団体の協働により労働者自主福祉運動発展に向け様々な活動を計画してまいります。

当日配布資料

研修会の開催風景