カスタマーハラスメントの現状と対策について考える!~東京都労働相談情報センター大崎事務所との労働情勢懇談会~

掲載日:2024年9月11日

 連合中南ブロック地協は、9月10日(火)15時より南部労政会館にて「東京都労働相談情報センター大崎事務所との労働情勢懇談会」を開催しました。大崎事務所の担当エリアが港区・世田谷区・目黒区・品川区・大田区であることから、毎年中南ブロック地協よりこの5区の地区協が参加して、東京都および管内労組における取り組みや課題に関する情報・意見交換の場としています。

 今回は、大崎事務所から8名、中南ブロック地協から17名(連合東京、事例報告者含む)が出席しました。

 今年の意見交換のテーマは、あらゆるハラスメントがある中でも、昨今話題になっている「カスタマーハラスメント」に注目し、事例報告および意見交換を行いました。

 大崎事務所からは最近の相談事例の傾向についてご紹介いただき、その後中南ブロック地協からはUAゼンセン流通部門の佐藤執行委員より、流通・サービスの現場でのカスタマーハラスメントに対する現状や取り組みについてと、連合東京組織局の目時常任から「連合東京の労働相談事例」について報告しました。

カスハラの現状と取り組み報告をするUAゼンセン流通部門 佐藤執行委員

 意見交換については事例報告をいただいたUAゼンセン(流通・サービス関係)への質疑応答以外にも、お客様と接する機会がある自治体・交通関係の参加者から、現場でのカスハラを含むトラブルやその対応についてお話をいただき、有意義な意見交換となりました。

閉会挨拶:渡邉連合中南ブロック地協副議長

 連合中南ブロック地協は、引き続き東京都労働相談情報センターの各種事業への理解・連携を深め、労使関係の安定および雇用環境の改善・整備に取り組んでまいります。