連合北地区協第31回定期総会の開催~楽しくなければ労働運動ではない~

掲載日:2025年12月10日

 北地区協は、12月5日(金)、北とぴあにおいて『第31回定期総会』を開催し、61名の方にご参加いただきました。

 

 主催者を代表し、西村議長より「わたしが北地区協議長に就任してから10年間、常にみなさんにお伝えしてきたことは『楽しくなければ労働運動でない』という考え方です。地域運動は一歩ずつ地道に活動を積み上げていくしかありません。地道な活動を継続してきた結果が、私たちの住む街がすごしやすくなったり、働きやすくなったりしているのです。その成果が広がることで、北区から23区へ東京全体へと、大きな運動に繋がっています。近年の労働組合組織率は16.1%。このままでは、地域労働運動は消滅の危機かもしれません。組織率が上がらない要因は様々言われていますが、その要因に対する即効薬や明確な答えを導き出すのは簡単ではない。1つ言えるとするならば、言いたいことが言える場所が労働組合であればよいのではないか、ということです。連合にアクセスする場所をつくり、いつでも相談出来る場所をつくることはとても重要だと思います。そのための基盤が、私たちの活動に多くの組合員が集まり、結束し、活動を理解していただき、参画いただくことです。きっかけになる最初の一歩が『楽しくければ』に戻ります。今後も北区のみなさんから『頼られ、信頼される存在』として、ここに在りたいと思います」と、力強く挨拶しました。
 
  来賓として、藤原連合東京副事務局長、山口西北副議長、山田北区長、花見・赤江・青木北区議会議員、東京労働相談情報センター松山相談員、労金王子支店鎌滝支店長、竹ノ内こくみん共済coop西北部支所課長、からご挨拶をいただきました。

 引き続き、構成組織のみなさまのさらなるご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。