VST第4回研修会  HUG(避難所運営ゲーム)を体験!「避難所では何が起きるか?」をイメージする

掲載日:2025年7月30日

VSTの先輩でもある松島一博氏によるHUGの説明

2025年7月26日(土)に開催された、第4回VST研修は、VSTの先輩でもある浜松市災害ボランティア連絡会 浜北・天竜災害ボランティアコーディネーター連絡会 松島一博を講師に、HUG(避難所・運営・ゲームの頭文字による)の研修を行いました。

 

HUGは、自分たちが災害時に避難所を運営する側になるシミュレーション研修で、読み手が次から次へと、様々な被災状況が書かれたカードを読み上げていきます。例えば、親を亡くした子ども、車椅子の高齢者、犬を連れた妊婦、ヒンズー教の外国人、バス旅行中の団体etc・・・が学校となる避難所に訪れます。

VSTメンバーは、各班に分かれ、訪れる避難者を速やかに体育館や教室の何処かに割り当てていかないといけません。班ごとに対応を行った結果、1つとして同じ避難所はありませんでした。

様々な被災者が避難所を訪れ、どうやって振り分けるか考えます

運営側の考え方も様々な中、協力して意見をすり合わせすることの大切さ、難しさを、身をもって体験しました。

明日にでも起こるかもしれない大災害、まずは自分自身が避難所に行かなくて済む(在宅避難)準備を行なっておくことが大切だと学びました。

やむを得ず避難所に避難することになったら?VST研修を受けていなくても誰もが出来ることは、「お客様にならない」、「積極的に避難所運営の協力者になる」、このことをぜひ周りの方に伝えて欲しいと思った研修となりました。                                             

UAゼンセン 高林希和(VSC)

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