2024年度　連合東京VST研修始まる

　連合東京ＶＳＴ（ボランティアサポートチーム）は、4月20日（土）に結成式と第１回研修が行われ、17名の研修生を迎え2024年度の研修をスタートしました。

　結成式では連合東京の吉岡会長代行と連合東京ＶＳＣ（ボランティアサポートセンター）の宮地代表の挨拶から始まり、連合東京ＶＳＣの活動の紹介とオリエンテーションを行いました。

吉岡連合東京代行より、激励の挨拶をいただきました

宮地代表より挨拶

　その後、昨年度の研修生を中心にアイスブレイクを行い、研修生の緊張をほぐした後に全員の顔が見渡せる形で自己紹介を行いました。自己紹介後はグループミーティングとなり、各班が良い雰囲気の中でスムーズに役割分担を決めることができ、話が盛り上がる班も見られ、有意義な時間となりました。

アイスブレイクで緊張もほぐれました

　後半は基調講演として滅災と男女共同参画研修推進センター共同代表の浅野幸子さんから「ジェンダー視点から見た防災と滅災」について講演をいただきました。

浅野幸子さんから、防災について力強いご講義を受けました

　東日本大震災、熊本地震を例に復興に関する課題のほか、能登半島地震についてはご自身も石川県に行き、直接見て感じられた現地の状況や今後の復興に向けたポイントをわかりやすくご説明いただくとともに「これからの防災活動は女性も男性も一緒に関わることが大切」と、話してくださいました。

　今年度の研修では、昨年まで実施が出来なかった災害を想定した避難所での食事を想定した訓練、日本赤十字社との連携や障がい者団体との交流も予定されており、実技や知識だけではなく、豊かな人間関係を築くことが期待されます。

このメンバーで2024スタート！

　第2回研修は、5月18日（土）に東京都復興記念館の見学と、本所防災館で体験学習を行います。