災害に対する備えの重要性を再認識 ~VST第2回研修会 立川防災館での体験学習~

掲載日:2025年5月21日

 2025年5月17日(土)立川防災館にて第2回VST研修会が行われました。

 当日は、大雨に見舞われましたが、VSTの受講生29名とVSCの総勢38名が参加し、防災について学習しました。

 今回は2班にわかれて、インストラクターの案内で体験型の研修です。

 

 始めに防災ミニシアターでリアルな映像で再現された関東大震災の状況を見ることができました。

 TVなどで取り上げられるので漠然と知ってはいましたが、102年前に起こった関東大震災の惨事を再現フィルムやCGで目から見て、緊迫感のあるナレーションを聞いて、震災の恐ろしさを再認識しました。

 

 次に、地震体験室で「地震」の体験です。ここでは、6人程度に分かれて揺れと揺れた後の対応について学習しました。

 それぞれ、新潟中越地震や東日本大震災などの揺れをシミュレーションしており、下から突き上げるような揺れや長く揺れるなど、震災ごとの揺れの特徴を体験しました。

揺れを感じたら机のへ、揺れがおさまるのを待つ

 その後、救出救助コーナーで、崩れた家屋の下敷きになった人を救助する体験を行いました。私たちがグループを組み、誰かいないか声をかけてみます。声を頼りにライトを照らすと、そこには下敷きになっている人がいます。声や音を頼りにどうやって救出するかを確認し、屋根を壊しての救助の方法を学びました。他にも、毛布と竹竿で簡易的な担架を作る方法などを学習しました。

救出場所を探します

 

 最後にVRで火災の体験をしました。VRゴークルを付け、状況で動くシートに座り、火災の真っ只中にいるような体験ができます。

VR体験の様子

 VRだと思って、客観的に見ているからコミカルに見ていられましたが、現実にその場にいたらどうなることか。と想像する事で、より真剣に火災の恐ろしさを感じることができました。

 

 終了後は、TACHIHI BEACHにてBBQをしながらの懇親会を行いました。BBQにはVST研修生とともに、VSCメンバーも参加し総勢54名が参加しました。

 途中、防災〇×クイズが行われ、点数に応じて景品(追加のお肉やお菓子)が配られて、一層防災意識が高まったようです。

 立川防災館での研修時には大雨でしたが、BBQ開催時には雨もあがり大変有意義な交流会となりました。

【報告者】連合東京VSC 浅野秀一(情報労連)

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