救出劇を通じて「救出方法・応急手当・搬送法」をイメージする VST第6回研修会・修了式~今後はVSCの一員として~

掲載日:2025年10月15日

 連合東京2025VST研修会は、10月11日(土)に第6回研修会・修了式が開催され、VST研修生22名に加え、VSCメンバーがサポートとして参加しました。

 冒頭、VSCメンバーによる救出劇が行われました。災害時に必要な救出法・応急手当・搬送法を一連の流れを学ぶことができます。職場で地震が発生した場合に、その場にいる人でチームを組んで、物に挟まって身動きができなくなっている人や怪我をしている人を救出する方法を具体的にイメージすることができます。この救出劇は代々VSCメンバーが引き継いで行っているもので、今年度はVSCメンバーの熱演で特に臨場感たっぷりに災害時の緊張感が表現され、VSTメンバーはその過酷な状況に圧倒されていましたが、怪我をしている人の救出が完了した時には感動の拍手も巻き起こり、大きな実感を得る事ができたのではないかと思われます。

膝の固定に傘と段ボールを使って手当するVSCメンバー

負傷者を毛布に載せ、4人で搬送するVSCメンバー

次に、身近にあるもの(今回はストッキング)を用いた止血の体験をし、毛布等を使った搬送も体験しました。災害時や緊急時にはその場にあるものを活用する必要があるため、普段使っているものをいざという時に活用できるかもしれないという意識を日ごろから持つ大切さを学びました。

ストッキングを使って手当をする方法を学ぶ

 後半は、研修の振り返りとして、グループワークを行いました。半年間の研修を通じて良かったこと、学んだことを共有し、今後どのように関わっていきたいかについて話し合いました。

 

 続いて、連合東京2025VST研修修了式が行われました。はじめに、連合東京斉藤会長が、デフリンピックの紹介から、一人一人が様々なことに意識を向けて知識や理解を高め、自分にできることをしてみんなで助け合っていく大切さをお話され、今後は連合東京VSCとしても活躍してほしいと述べられました。

 

 その後、研修生を代表して、上之浦さん(自動車総連)、岩田さん(自治労)から挨拶があり、研修を通じて多くの気づきがあったことや様々な仲間と出会えたこと、VSCメンバーへの感謝の言葉があり、修了式を終えました。

斉藤会長からビブスを受け取る2025年度研修生の上之浦さん(自動車総連)

2025年度研修生を代表して挨拶する岩田さん(自治労)

連合東京は引き続き、さらに充実した研修内容を企画するとともに、継続した取り組みを進めて行きます。参加された皆さん本当にお疲れ様でした。                                      報告者 VSC 石原裕介

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