災害は必ず起こる!そのための備えを、体験を通して学ぶ

掲載日:2023年5月22日

5月20日の第2回連合東京VST研修は、本所防災館での体験学習を行いました。

研修生32名が参加し、①シアターで過去の災害と備えについて視聴、その後2グループにわかれ②地震体験、③消火体験、④煙体験、⑤心肺蘇生(AED)体験を行いました。

過去の震災を再現できる設備で体験

 

それぞれ楽しみながら体験でき、中でもインストラクターの方から経験に基づく、防災に対する大事なポイントの説明があり、とても充実した体験学習となりました。

AED・心肺蘇生法の実習

 

体験学習を通じて、家具の固定、消火器の確認、家族との連絡方法、単組の学習会で企画など、参加者は次のアクションにつながる具体的な行動もレポートから読み取ることができました。

 

折しも今年は関東大震災から100年を迎えることもあり、事前学習として都立横網町公園内にある東京都復興記念館を見学しました。この建物は関東大震災に関する資料が保存展示してあり、当時の惨状やその後の復興を伝えるために1930年(昭和5年)に建てられました。

当時を記録した資料に見入る

 

他にも東京都慰霊堂は、関東大震災や東京大空襲で犠牲者を弔う場所でもあり、過去の歴史を知る貴重な機会となりました。