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「災害時の炊き出し体験」と「被災地支援活動を通じた食の大切さ」を学ぶ
掲載日:2024年9月18日
第5回VST研修が9月14日(土)に開催され、VST研修生12名とVSCメンバーが多数参加しました。
今回の研修では災害時の炊き出し体験とVSCメンバーから実体験として被災地支援活動を通じて学んだ「食」の大切さを話していただきました。
炊き出し体験では、炊き出しで実際に使用する釜(一度に100食ほど炊くことのできる釜)の使い方の説明を受けた後、炊飯袋を使用して梅干しを入れた白米と、だしと醤油で味付した2種類の白米を炊きました。
炊飯袋の準備では白米と水を入れた後に空気が残っていると膨張して袋が破ける可能性があります。空気を抜くのに苦労している方もいらっしゃいましたが、皆さん袋が破けることなく炊くことができました。
炊き上がるまでの間に水があれば食べることができるアルファ化米の説明と水とお湯で作った場合の2パターンの試食、VSCメンバーからは実際の被災地支援活動での食の大切さとしての講話、アルミ缶を使用した卓上コンロの説明等がありました。
講話の中ではVST研修生でもある、山本さん(1997年度)から、1995年の地震時の状況を当時の写真(傾いたビルや潰れた家)を使用しながらの説明や、神戸の避難所では噂やデマが流れやすいので正しい情報を何度も伝えることが重要であること、同じ食べ物や冷たい物を食べ続けることは難しく、温かい食べ物が大切であること等を教えていただきました。
今回の研修で、避難所ではどのような事が発生するのかを参加者がイメージと食事の一部を体験することができ、充実した研修となりました。
第6回研修は、10月12日(土)に災害時を想定した救出劇とVST研修後の未来についてのグループワークと修了式を行います。
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