共生社会実現の第一歩 まずは体験から

掲載日:2023年1月25日

1月23日、第3回となった連合東京共生社会実現PT会議は、東京都障害者総合スポーツセンターで事務局含む17名が参加し、施設内の見学と競技体験を行いました。

センターはスポーツトレーニングに限らず、レクリエーションやコミュニケーションを通じて、障害を抱えても社会との繋がりを持ち続けることができる場として活用されています。施設の各トレーニングルームを見学する合間、施設の随所に様々な工夫が施されていることが分かりました。

 

はじめに施設の見学を行い、目に入ったのは天井に全方位が確認できる特注のミラーで、限られた視野でも周囲を確認することができます。

天井中央に見えるのが特別なミラー

 

競技体験は2つ行い、最初にサウンドテーブルテニスを体験することになりました。

音の鳴るピンポンを使う、空中に飛ばさないラリーといったルールがありますが、目を閉じての疑似体験では音を頼りにプレーする難しさを知りました。

 

次にパラリンピックでも注目を浴びた、車いすバスケットボールを体験。

車いすの操作で精いっぱいでしたが、ボールを用いた動きも行い、障害者スポーツの奥深さを感じることができました。

 

見学後の会議では、今春に行われる東京都の障害者スポーツ大会の観戦を前向きに検討する、パラアスリートの講演・パラスポーツ体験の実施で理解を深める活動を行っていく等、共生社会実現に向けた更なる取り組みが話し合われました。

 

連合東京共生社会実現PTは、障害の有無に関わらず全ての人々が共に生きる社会に向けて、着実に取り組みを続けて参ります。