男女ともに活躍できる組合づくりにむけて ~連合東京2025男女平等セミナー開催~

掲載日:2025年7月25日

 7月23日(水)、男女平等参画推進委員会と女性委員会の共催により、「連合東京2025男女平等セミナー」が開催されました。当日は35名が参加し、実践的な学びとワールドカフェ方式での意見交換が行われました。

 冒頭、主催者を代表して石田 尚史 委員長(連合東京副会長)が挨拶を行い、ジェンダーギャップ指数において日本が依然として世界水準から大きく遅れていることに触れ、構成組織における女性参画比率の向上に向けた取組の重要性を訴えました。

 セミナーでは、株式会社ソラーレ代表の東 浩司 氏を講師に迎え、講演と意見交換を交えて進行されました。東氏からは、心理的安全性やアンコンシャス・バイアスをキーワードに、誰もが安心して働ける職場づくりのヒントが紹介され、「笑っている組合員になろう」「雑談=ざっそうの大切さ」など、参加者が自らの職場環境を振り返る視点をアドバイス頂きました。

 意見交換では、“男女平等に関わる施策で自社や労組で取り組んでいること”、“やった方が良いと思うけどまだできていないこと”、などのテーマで活発な意見交換が行われました。「短期間の男性育休取得でも周囲への配慮が必要」「女性活躍の前提には職場の風土改革が不可欠」といった現場の声が多く聞かれ、参加者同士の共感と気づきを得る場となりました。

 最後に、菊池るみ副委員長より「今日得た気づきをぜひ持ち帰り、実践につなげてほしい」と呼びかける挨拶があり、終了しました。

 連合東京では今後も、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現に向けて、学びを得る取り組みを継続していきます。