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核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう~2024平和行動in広島~
掲載日:2024年8月27日
「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう」をスローガンに、8月5日から6日にかけて連合平和行動の第二弾「2024平和行動in広島」が開催され、連合東京より田代連合三多摩事務局長と須﨑組織オルガナイザー他、各地域の代表者5名が参加いたしました。
連合東京団は前日の8月4日に広島に入り、初日は「平和記念資料館」を視察しました。
翌日の8月5日はピースウォーク、連合2024平和ヒロシマ集会及び、連合・原爆死没者慰霊式に参加しました。
ピースウォークでは、連合広島の方々による説明で平和公園内を約1時間半歩きました。
次に、上野学園ホールにて開催された「連合・2024平和ヒロシマ集会」に参加しました。集会では、芳野会長、大野連合広島会長、玉井広島県副知事、村上市民局長、リュック書記長(ITUC)から挨拶がありました。次に講演と被爆体験談の後に高校生平和大使の方々によるメッセージを受け、連合広島から連合長崎へのピースフラッグリレーが行われ、最後に後藤連合広島女性委員会委員長より、平和アピールが読み上げられ、閉会しました。
その後、原爆ドームにて「連合・原爆死没者慰霊式」に参加しました。参加者全員の黙とうの後、代表者献水、全員で一輪の菊の花を献花しました。
最終日の6日は、広島市立大学で行われた「長崎平和の鐘打鐘式」に参加し、原爆が投下された8時15分に黙とうを捧げ、参加者全員で平和の意を込めて長崎に向けて打鐘しました。
<参加者感想>
- 広島と長崎に原爆が投下され79年を迎える今夏、連合東京の代表として平和記念行動に参加させて頂きました。初めて訪れた平和記念資料館・公園で原爆被害の大きさや酷さに触れ、教科書や映像では想像出来ない痛みの一端を感じ取れたと思います。今も世界から戦火が消える事はありませんが、原爆の悲惨さを多くの方が共有し二度と使われる事の無いよう祈りを込めて式典の鐘を鳴らさせて頂きました。
東部ブロック地協代表
佐野 雅也(全自交 大和自動車交通労働組合)
- 8月4日(日)~6日(火)「2024平和行動㏌広島」に参加させていただきました。79年前、原子爆弾の投下により一瞬にして尊い命が奪われた同時期の8月、広島の地に何を思うか深く考える3日間となりました。平和記念資料館は海外からの観光客で混雑し、熱心に被爆の惨状を示す写真や資料を観る姿は、核兵器廃絶、恒久平和に対する強い関心を感じました。翌日は公園内の慰霊碑をめぐる「ピースウォーク」、炎天下により止まらない汗と、喉の渇きは辛かったものの、犠牲になられた方への鎮魂の思いと、連合広島青年委員会スタッフの解説が時間の経過を忘れさせ、気づけば連合平和ヒロシマ集会の時間、集会終盤での高校生平和大使による1年間の活動報告と、次年度の決意表明がとても印象に残りました。自分たちの言葉で力強く訴える姿は素晴らしく、これからも世界平和の実現に向け啓発してほしいと思います。核兵器がもたらした結末は広島にあり、慰霊や戦争・被爆体験を語り継ぐことで、決して風化することのない思念がここにありました。是非、多くの方に現地で感じていただきたいです。未来の子供たちを戦地に送り込むことがないよう、職場においても反戦・平和運動を展開していこうではありませんか。最後に広島での平和行動という貴重な機会をいただけましたことに感謝申し上げます。
西北ブロック地協代表
前場 晃(自治労 東京交通労働組合)
- 今回初めて広島平和行動に参加させていただきました。平和記念資料館は2回目ですが、以前と展示内容が変更されており勉強になりました。ピース・ウォークでは、公園内のモニュメントを一つずつ丁寧に説明してもらえました。集会では、「二度と同じ過ちを繰り返さない」と改めて思う集会でした。
中南ブロック地協代表
東條 高史(JR総連 JR貨物労組)
- 初めて広島へ行かせて頂き、平和記念資料館の視察やピースウォークでの説明ならびに平和集会での講話を聞き、映像では見聞きしていましたが生で見る・聞くことで戦争の悲惨さをより感じました。慰霊式では献水もさせて貰い平和に対しあらためて自分として何を思い行動すべきかと考えさせられた貴重な3日間でした。
三多摩ブロック地協代表
小宮 貴大(東京都電力総連 東京電力労働組合)
- 資料館や平和公園の史跡を拝見し、戦後79年の月日は経過したものの、原爆の惨劇とその傷は深く刻まれており胸に込み上げてくるものがありました。忘れがちですが、日々の生活や労組活動も平和と民主主義の基盤があってこそです。「平和の敵は風化と無関心。」戦争及び原爆の知見と平和行動が持続的に未来へ繋がっていくことを祈ります。
青年委員会代表
小澤 一輝(東京都電力総連 東京電力労働組合)
(事務局)
- 約30年ぶりに広島の平和行動に参加しました。終戦の直前に投下された原子爆弾で、14万人の尊い命が奪われました。もう少し早く終戦を迎えていれば・・・。14万人の命は?そのご家族の人生も変わっていたのでは?と、毎回考えさせられます。唯一の被爆国として、日本の役割は大きいと思います。今後も後世にこの悲惨さを伝え続け、人と人が殺し合う戦争のない世界にしていきたいと思います。
連合東京代表
田代 安紀(連合東京 副事務局長、三多摩ブロック地協事務局長)
- 今回、平和行動IN広島に参加して改めて原爆の悲惨さや被爆を受けた方々の話を聞き悲痛な思いを実感させられた。そして、現在も世界各地では地政学的に紛争が当たり前のように起き核兵器の使用をもちらつかせて脅しをかける国々もある中で、唯一被爆国である日本の平和活動に向けた役割は非常に大きなものがあると感じる平和行動であった。
連合東京労働局
須﨑 伸一(連合東京組織オルガナイザー)