第5回親子で学ぶ沖縄平和学習会  沖縄にて開催!

掲載日:2022年4月4日

 戦後77年。沖縄本土復帰50年、戦争体験者が減少する中、平和の尊さ・大切さを学び、次世代へ伝え、二度と悲劇を起こさないために何をすべきかをテーマに「親子で学ぶ沖縄平和学習会」を開催し8組(16名)の親子に参加いただきました。また、本年も連合沖縄にご協力を頂き2日間ガイドをしていただきました。

 初日3月31日は「ひめゆりの塔」「ひめゆり平和祈念館」を視察、献花を行いました。

ひめゆりの塔での献花

連合沖縄 石川副事務局長

ひめゆり第三外科壕跡で説明を聞く親子

 2日目4月1日(米軍が北谷村、読谷村から沖縄上陸をした日)は、「対馬丸記念館」⇒「チビチリガマ」⇒「緑ヶ丘保育園園長講話」⇒「嘉数高台」のコースで視察。

 「対馬丸記念館」では、対馬丸の撃沈によって2人の姉を亡くした妹さん(85才)より講話いただき、バスの中で子供達一人ずつ感想発表をしてもらいました。戦争の悲惨さ、もし自分たちが対馬丸の子供と同じ立場だったら怖い、みんな夢や未来があったのに…、親と離れて可哀そう等、たくさんの想いを感じてくれていると思いました。

対馬丸記念館での講話

親子で一緒に学ぶ

 また、短い時間ではありましたが、親子で平和について学習する姿を間近で見ていると、絆を深めているように感じました。

 コロナ禍でコミュニケーションをとりづらい環境ではありましたが、送り出していただいた産別・単組の皆さん、ご準備いただいた連合沖縄の皆さん、参加親子には心から感謝申し上げます。

“平和が受け継がれていきますように”

 

連合沖縄 砂川事務局長

緑ヶ丘保育園園長の講話を聴く親子

嘉数高台から普天間基地が見える眺望