東京都が令和2年度第二回定例会補正予算案を公表。

　東京都は19日、新型コロナウイルス感染拡大を阻止し、経済と都民生活を支えるセーフティネットを強化するため、5832億円の第2次補正予算案を東京都議会に提出することを公表しました。

　新型コロナウイルス感染症の感染拡大を阻止する対策としては、感染拡大協力金の支給（50万円。2つ以上の店舗で休業等に取り組む事業者に100万円）に930億円、医療関係者の感染防護具備蓄(個人防護具、手袋、マスク180万着を追加確保)に26億円、廃棄物処理事業者の感染症緊急対策(マスク、ゴーグルなど配布)に2億円などを計上しました。

　経済活動と都民生活を支えるセーフティネットの強化対策としては、国の雇用調整助成金の支給決定を受けた中小企業に奨励金を支給(10万円)することに4億円、都立学校修学旅行の中止・延期費用への支援に5000万円などを計上しました。

　東京都議会第二回定例会は、5月27日開会です。

　連合東京は、引き続き、職場や労働相談など現場の声を聞き、必要な施策を要請していきます。

東京都第二次定補正予算案