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東京労働局との労働問題懇談会を開催 ~活発な意見交換を行う~
掲載日:2024年12月17日
2024年12月5日(木)に東京労働局(九段第3合同庁舎)11階会議室にて、東京労働局との労働問題懇談会を実施しました。
はじめに、東京労働局富田局長より「連合東京には日ごろより取り組みへの協力を感謝したい。東京管内の雇用情勢について、緩やかに持ち直す状況が続いているが、物価上昇等が雇用環境に与える影響について、留意する必要がある。また、今年の春季生活闘争では、33年ぶりに5%を超える賃上げが達成された。11月22日に決定された経済対策では、賃上げや生産性向上の支援、労働市場改革を通じて、安定した賃上げを普及・定着させ、2020年代には最低賃金を全国平均1500円に引き上げる目標を掲げている。東京労働局は「安心して働き、活躍できる東京」というスローガンのもと、行政運営を推進してまいりたい。」とご挨拶いただきました。
次に、斉藤会長より、「今年の春季生活闘争の結果として、新入社員の初任給を中心に引き上げが行われた。一方で、中高年の配分が少なくなっているため、来年については中高年の賃上げの配分についても言及した方針となっている。『みんなでつくろう!賃上げがあたりまえの社会』がスローガンとなっている。価格転嫁については原材料だけではなく、労務費についても適正価格を認め合う社会にと考えている。
また、労働組合のない企業では安全意識が低下しがちで、組合の重要性が指摘されている。フリーランスや外国人労働者の雇用形態が増えている中で、組合の組織化を進め、セーフティーネットを強化する必要がある。連合では、労災保険のPRにも力を入れ、働く人々が心身ともに健康な職場環境を目指していく考えを示していきたい。」と挨拶がありました。
東京労働局から「令和6年度 東京労働局における取り組み」の説明がありました。
また、連合東京からは、「連合東京2025年活動方針(補強)」や「はらはらハンドブック」の説明を行ったのち、活発な意見交換が行われました。
連合東京はすべての労働者の立場にたった取り組みを推進するために、東京労働局との連携体制を引き続き強めていきます。