2月18日連合東京 2023春季生活闘争 要求(案)・労使交渉セミナーを開催!

掲載日:2023年3月1日

 2月18日(土)13時より、連合東京は特定社会保険労務士の冨士野淳氏、連合東京副会長・JAM東京千葉 執行委員長の森潤二氏を講師にお招きし、2023春季生活闘争 要求(案)立案・労使交渉セミナーを開催しました。

 ウェブも併用し、連合未加盟組合も含め会場参加者9名、Webの方併せて39名の参加での開催となりました。

 開催にあたり冒頭斉藤事務局長より、

「コロナは収束の方に向かっているが、エネルギーや原材料費の高騰により物価高となっていて、労働者として今年賃金が上がるということへの期待が非常に高まっている。連合は昨年中央委員会において定期昇給及びベースアップで5%以上の方針を掲げている。大手の要求もそれに沿った内容となっている。

 東京は物価が前年比で4%上昇しているため、4%以上を勝ち取らないと今の生活を維持することができない。連合が掲げる5%以上という方針を要求に掲げていただき労使交渉に臨んでいただきたい。」と挨拶がありました。

 講義はまず、特定社会保険労務士の冨士野淳氏より、賃金要求作成や労使交渉の考え方についてお話いただきました。

 講義のなかで、「自分たち組合活動のなかで現状を認識し、執行部で話し合って課題をみつける。優先順位をつけ、会社との交渉戦略を立てる。勇気をもって要求書を提出し、団体交渉をしていただきたい」とありました。

 また、「メンタルヘルスケアとハラスメント対策」と題し、森副会長からは自組織での労使苦情処理委員会の設置とその取り組みをご紹介いただきました。

 労使苦情処理委員会については風通しのよい職場のために労使共同で取り組み、形骸化を招かないようにすることが重要であり、そのためには人事権がある方や法的対応経験のある方を委員に加えることが望ましい、とありました。

 

 連合東京は今後も働く仲間のために、時節にかなったテーマでセミナーを開催していきます。

 
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