2月4日連合東京 経営分析セミナーを開催!

掲載日:2023年2月8日

 2月4日(土)13時より、連合東京は富士社会教育センター参与の水越信男氏を講師にお招きし、「2023・連合東京 中小労組・新役員のための決算書の見方」と題し、経営分析セミナーを開催しました。

 ウェブも併用し、連合未加盟組合も含め33名の参加での開催となりました。

 開催にあたり冒頭斉藤事務局長より、「今年の春闘はコロナが長期化しており、それに加え物価高により組合員の生活に大きく影響を及ぼす年となっている。組合はその状況を会社に伝えると同時に、何よりも大事なのは会社の業績が厳しいときにどうやって賃金を引き出すか考えることである。そのためにも経営の状況をどれだけ知っているのかが重要となってくる。経営分析ができる労組かどうかで大きく変わってくるので今回の経営分析セミナーでしっかりと交渉ができるようになるのではないか。」と挨拶がありました。

 講義では、財務諸表を組合の視点から経営分析し、会社の安全性や労働生産性、労働分配率のチェック方法などについて説明がありました。

 最後に「組合は生活と雇用を長期的な展望をもって会社と交渉をしていかなければならないので、労使協議の場で質問をし、組合員に対しては説明を行っていただきたい。」と話があり、経営分析セミナーは閉会となりました。