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福島の復興をこれからも見届ける ~2025年度連合東VST&VSC被災地視察研修を開催~
掲載日:2026年2月18日
連合東京ボランティアサポートセンター(以下連合東京VSC)は、東日本大震災以降、復旧・復興に向けたボランティア活動を行ってきました。ここ数年は、福島県相馬市観光協会のご協力のもと、視察を中心とした研修会を行っています。
今回も2025年度連合東京ボランティアサポートチーム(以下連合東京VST)研修生とともに、2026年2月15日(日)~16日(月)にかけて、総勢20名で実施しました。
1日目は、春を思わせる暖かい陽気で、バスは渋滞もなく順調に進み、昼前には「浅野撚糸株式会社 双葉事業所 フタバスーパーゼロミル」に到着しました。ここ浅野撚糸双葉事業所は、復興に向けて立ち上がる双葉町に、糸の製造工場「フタバスーパーゼロミル」とタオル販売・カフェを2023年にオープン。この魔法の糸で作られたタオル「エアーかおる」は大ヒット商品になっています。
続いて、東日本大震災・原子力災害伝承館を見学後、伝承館フィールドパートナーによる案内のもと双葉町・浪江町の様子をバスで見学しました。復興が徐々に進んだとはいえ、まだ町の大部分は避難指示が継続している地域もあります。伝承館周辺一帯は、復興記念公園として2026年4月の開園にむけ整備が進んでいます。
翌日は、昨日と打って変わって風も強く肌寒い気候の中、相馬市伝承鎮魂祈念館にて、五十嵐ひで子さんの語り部がありました。五十嵐さんは、「東日本大震災から15年たった今でも、なんであの時逃げろ!と声をかけなかったのか後悔しています。だから皆さんに言いたいのは、『自分の身は自分で守る』ことを頭において、今日聞いたことを、職場や家族の人に伝えてほしい」と話してくださいました。

語り部を終え参加者と握手する五十嵐ひで子さん
その後、和田観光いちご園にていちご狩りを体験しました。この和田観光いちご園も津波被害にあい流されてしまいましたが、国の支援などもあり復活することができ、今ではいちごが午前中で売り切れるほどの人気となっています。
最後に相馬市防災備蓄倉庫を見学しました。まず目に飛び込んできたのは、顕彰碑です。震災直後津波警報が出され、消防団が招集されました。最後まで住民の避難を呼びかけ、命を落とした消防団の方々が刻まれています。

顕彰碑の前で説明する相馬市観光協会の渋谷さん
防災倉庫には、災害に備えて毛布や水などを備えるほか、災害時相互応援協定に基づき、能登や熊本などこれまで災害に見舞われた自治体に物資を送った実績も説明していただきました。

防災備蓄倉庫にて説明を受ける連合東京VSCメンバー
相馬市は、東日本大震災以降も2019年の台風と大雨災害、2021年、2022年と2年連続震度6強の地震に見舞われるなど、大きな災害を経験しているにも関わらず、そこで出会う人々は常に明るく私たちに語りかけてくれます。
これからも福島の復興を見届けたいと感じた研修となりました。




