東京労働局との労働問題懇談会を開催

掲載日:2025年12月8日

 2025年12月2日(火)に田町3階会議室にて、東京労働局との労働問題懇談会を実施しました。

 はじめに、東京労働局増田局長より「連合東京には日ごろより取り組みへの協力を感謝したい。政府は、継続的かつ安定的な賃上げ環境の整備のため、中小企業の設備投資支援や非正規労働者の処遇改善を後押しする施策を経済対策に盛り込んでいる。政労使会議では、物価上昇に負けない賃上げを進める方針を示した。東京労働局は2月に政労使会議を開催し、物価上昇を上回る賃上げの機運醸成、人材確保や生産性向上に向けた中小企業支援を一層強化していく方針である。」とご挨拶いただきました。

 次に、斉藤会長より、「今年の最低賃金は全国で1000円超となり前進が見られる一方、発効日の地域差が課題となっている。連合は来年も5%以上の賃上げを目標とし、実質賃金をプラスへ転じる取り組みを進めていく。併せて猛暑対策や労働時間規制など、安全衛生と働き方改革も重視していく。東京都の女性活躍推進条例にも期待し、労働組合の組織拡大とともに、働く人の処遇改善を目指していく。」と挨拶がありました。

 東京労働局から「令和7年度 東京労働局における取り組み」の説明がありました。

 また、連合東京からは、「連合東京2026~2027年度運動方針(案)」の説明を行ったのち、活発な意見交換が行われました。

 連合東京はすべての労働者の立場にたった取り組みを推進するために、東京労働局との連携体制を引き続き強めていきます。