女性が「あたりまえ」に意思決定の場に参画できるよう勇気を出して 一歩を踏み出そう~ 連合東京女性委員会第37回定期総会&女性セミナー~

掲載日:2025年12月4日

連合東京女性委員会は、12月3日(水)第37回定期総会を開催し、2025年度活動経過報告並びに2026年度活動計画、2026年度役員体制を確認しました。

総会には女性委員会委員と代議員総勢71名が参加し、議長には東京都電力総連大久保代議員が選出されました。菊池女性委員会委員長の挨拶の後、来賓として連合東京吉岡会長代行の挨拶に続き、塩村あやか参議院議員、牛田まゆ参議院議員からそれぞれビデオメッセージでの挨拶がありました。

挨拶に立つ 女性委員会 菊池るみ委員長

活動経過報告、活動計画(案)、役員体制(案)確認の後、6名の退任役員挨拶があり、続いて2026年度の役員が自己紹介し、最後に菊池委員長が「女性委員会の活動を通じて、いずれ連合東京の執行委員や三役を担えるよう、勇気を出して一歩を踏み出そう」と挨拶して総会を終了しました。

 

総会後の女性セミナーは「連合東京女性委員会設立の歴史を振り返り今後の女性委員会に期待すること」をテーマに、初代女性局長(女性委員会委員長)の佐藤みつこさん(情報労連出身)から講演を受けました。

講師の佐藤みつこさん ユーモアを交えながら話してくださいました

佐藤みつこさんは、「女に生まれたことは損なのか?」と思いつつ、会社に入ってからも男女差別に遭遇し、“もやもや”していたころに労働組合との出会いがあり、女性差別撤廃条約を知ることで“もやもや”が解けたことから、女性の課題を身近な問題として受け止めるようになったと話してくださいました。そして、社会は変わってきてはいるが、まだまだ男女平等には程遠い。身近な職場の課題を女性委員会の中で議論し、気づいた人が“もやもや”に対してNoと言っていくことが重要だ。これからも女性委員会の活動に期待しますと激励のメッセージをいただきました。

佐藤みつこさんのお話は、実体験に基づく具体的な内容で、また時折ユーモアを交えて話していただきました。改めて先輩たちが築いてきた運動を私たちがつないでいくことの重要性を感じたセミナーとなりました。

佐藤みつこさんを囲んで

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