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災害用炊飯袋の利点に感動!! VST第5回研修会
掲載日:2025年9月26日
第5回VST研修が9月20日(土)に開催され、VST研修生25名とVSCメンバーが多数参加しました。
今回の研修では災害時の炊き出し体験とVSCメンバーから実体験として被災地支援活動を通じて学んだ「食」の大切さを話していただきました。

空気抜きがうまくできるかがコツ
炊き出し体験では、炊き出しで実際に使用する釜(一度に100食ほど炊くことのできる釜)の使い方の説明を受けた後、炊飯袋を使用して梅干しを入れた白米と、だしと醤油で味付した2種類の白米を炊きました。
炊飯袋の準備では白米と水を入れた後に空気が残っていると膨張して袋が破ける可能性があります。空気を抜くのに苦労している研修生もいましたが、VSCメンバーのサポートもあり、皆さん袋が破けることなく炊くことができました。
炊き上がるまでの間に災害時のアレンジレシピを学びました。じゃがりこにお湯(ポテトサラダになる)、カップヌードルに水を入れ、炊飯袋のお米と共に試食をしました。
その後VSCメンバーから、実際の被災地支援活動での食の大切さとしての講話、アルミ缶を使用した卓上コンロの説明、災害用トイレについても説明を頂いた後、実際に各班で作成をしてみました。

ほのぼの灯りの作り方

段ボールトイレの作り方を学ぶ
講話の中ではVST研修生でもある、山本さん(1997年度)から、1995年の地震時の状況を当時の写真(傾いたビルや潰れた家)を使用しながらの説明や、いざという時は家族や地域とのつながりが重要であること、同じ食べ物や冷たい物を食べ続けることは難しく、温かい食べ物が大切であること等を教えていただきました。
今回の研修で、避難所ではどのような事が発生するのかを参加者がイメージと食事の一部を体験することができ、充実した研修となりました。
第6回研修は、10月11日(土)に災害時を想定した救出劇とVST研修後の未来についてのグループワークと修了式を行います。
報告者 VSCメンバー 高橋