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2025北関東青年交流会参加報告 ~地域と世代を超えて青年層の結集をめざす~
掲載日:2025年9月20日
9月12~13日に連合東京オールユース(青年委員会)のメンバーとして、「2025北関東青年交流会」に参加する機会をいただきました。まず初めに、開催地として準備や運営を担っていただいた連合栃木の皆様に心より感謝を申し上げます。温かいおもてなしと円滑な進行により、充実した交流の時間を過ごすことができました。
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「2025北関東青年交流会」の参加者
初日の基調講演では、船木隆子heart berry marriage代表より「婚活カウンセラーから見る最近の結婚事情」についてお話を伺いました。結婚というテーマそのものよりも、第一印象の重要性や、人と人が出会う瞬間をどう大切にするかという視点が特に印象に残りました。これは、私たち労働組合の活動においても、組合員をどう迎え入れるか、担い手不足をどう克服するかという課題に直結していると強く感じました。
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ディスカッションを交えた船木代表による基調講演
続く各地方連合会からの活動報告では、女性の参加を広げるための工夫や、担い手不足解消に向けた運動の実践が述べられました。連合東京オールユースからは石原裕介委員長が報告し、具体性と熱意にあふれ、会場全体が共感に包まれました。さすが石原委員長! 地域ごとの課題は異なっても、青年層の結集をめざす姿勢に共通性を見出すことができ、勇気づけられました。
夜の懇親会では、世代を超えて共通する悩みを語り合い、また栃木にちなんだご当地クイズで盛り上がるなど、和やかな雰囲気の中で交流を深めることができました。こうした場で築かれる人間関係こそ、今後の協力や共闘の基盤になるのだと改めて実感しました。
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連合東京オールユースの活動報告
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活動報告を行う石原委員長
2日目は、宇都宮市の大谷資料館や大谷観音を訪れました。大谷石の幻想的な空間はアーティスティックな魅力にあふれていましたが、かつては中島飛行機の軍需工場として使われていた歴史があると伺い、背筋が伸びる思いがしました。私の地元でもある東京・八王子の浅川地下壕とも重なる部分があり、平和運動を担う一員として学びを深める貴重な機会となりました。
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ガイドの説明を受けながら大谷資料館を見学
今回の交流会を通じて、労働運動の最大の課題である担い手不足に直面しているからこそ、対面での交流や世代を超えた連帯が欠かせないことを再認識しました。そして対面の場を縮小させずに作っていく事が青年女性の活動の責務だと感じます。私自身も、この経験を力に変え、活動参加を広げていくために引き続き尽力していきたいと思います。
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【報告者】池谷正人オールユース副委員長 (私鉄東京)