仕事と介護、どちらもあきらめない社会へ~連合東部女性委員会学習会を開催

掲載日:2025年4月22日

 4月21日、連合東京東部ブロック地協女性委員会は「介護離職防止と介護保険制度の課題」をテーマに学習会を開催しました。UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)会長の染川朗氏をお迎えし、介護離職の現状や制度活用の課題、企業や職場に求められる支援策など、多角的な視点で学びました。

 構成組織役員・組合員より55名にご参加いただきました。

 冒頭、連合東部女性委員会の山本委員長は主催者を代表し、介護離職が家計や心身に大きな影響を及ぼし、特に女性に深刻な問題であると指摘。制度理解と職場・社会の支援が必要と強調し「この学習会を労使の取り組みや、自治体に対する政策・制度要求の活動につなげてほしい」と挨拶しました。

 講演で特に印象的だったのは、介護従事者でさえも十分に介護休業制度を利用できていない実態や、在宅介護における「一人で抱え込まない姿勢」の大切さでした。

 参加者からは、自身の家族介護や同僚・組合員からの相談において、病院への付き添い方、施設の探し方などの具体的な悩み、介護サービスで感じている問題点などについてたくさんの質問が上がりました。

 誰もが直面する可能性のあるテーマ。備えが大切です。

#介護離職 #仕事と介護の両立 #連合東京

 

 

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