~みんなでつくろう~賃上げがあたりまえの社会!春闘を成功させる連合三多摩の集い

掲載日:2025年3月3日

 連合三多摩ブロック地協は、2月28日(金)「2025春季生活闘争を成功させる連合三多摩の集い」を687名(女性103名:15%)の参加で開催しました。はじめに主催者を代表し高橋 良昭議長は「2025春闘がいよいよスタートした。昨年の春闘では5%の賃上げを実現した。しかし、物価はそれ以上に上昇しており、賃上げが追いついていない。今年も継続した賃上げを勝ち取ることが重要で、実質賃金の引き上げをめざしていかかなければならない。持続的な賃上げができるよう取り組み、三多摩で働き、生活してよかった。と言えるように、みんなで頑張っていきましょう!」と挨拶しました。

 2025春季生活闘争ダイジェスト動画を全体で視聴した後に、連合東京 吉岡敦士 会長代行より、2025連合東京春季生活闘争方針の提起を含めてご挨拶をいただき、2025春季生活闘争を取り巻く環境の状況や、連合東京の運動の3つの柱として①働きの価値に見合った賃金水準への引き上げ、②すべての働く者の立場にたった働き方への改善、③中小労組支援と適正取引の推進をし、「みんなで作ろう、賃上げがあたりまえの社会」をめざして先頭に立って取り組んでいく。と力強く述べられました。その後、田代 安紀 事務局長より各級議員の紹介を行いました。

 記念講演では、「手取りを増やす政策の実現に向けて~働く者の声を国政に~」のテーマで、国民民主党 榛葉 賀津也 幹事長から記念講演をいただきました。「ある日、大学生からのメールがきて、両親は一生懸命働いていても仕送りには頼れず、勉強を続けたいので自分で奨学金を300万円借りてアルバイトをしながら返済、食費、家賃に充てているが生活は苦しい。103万円の壁があるからそれ以上働きたくても働けない現状を何とかして欲しい」というものだった。こうした例をあげながら、働きたくても働けない現状を変えていく、手取りを増やすためにも、所得税が発生する現行103万円の年収制限を178万円に引き上げを実現したい。また、ガソリンの暫定税率廃止の法案を立憲民主党にも呼び掛けて、野党で力を合わせて、国民負担の軽減とガソリン減税を実現していきたい。連合の皆さんの2025春闘での奮闘を期待したい。等々お話をされました。

 続いて、UAゼンセンたからや労働組合 鳥越豊彦 中央執行委員長から2025春闘に向けた決意表明が行われ、その後、集会宣言(案)については、情報労連の大木田 和江さんが提案し、採択されました。

 対馬 潤一 副議長が閉会の挨拶を行い、最後に高橋 良昭 議長の発声で、2025春闘を全員参加で取り組む決意を込め、団結がんばろう三唱で集会を終了しました。

高橋 良昭 議長による主催者あいさつ

吉岡 敦士 連合東京会長代行の春闘方針提起とごあいさつ

榛葉 賀津也 国民民主党幹事長による記念講演

決意表明する たからや労働組合 鳥越 豊彦 中央執行委員長(UAゼンセン)

集会宣言(案)の提案を行う 大木田 和江(情報労連)さん

対馬 潤一 副議長による 閉会あいさつ

全員でがんばろう三唱!