三多摩ブロック地協

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2019.07.05
多摩北部地区協施設見学〜被災地復興への長い道のり〜

 多摩北部地区協は、7月5日(金)〜6日(土)、福島県いわき市で、幹事会および施設見学会を行いました。多摩北部地区協は、東日本大震災発生当初から、復興支援を目的に福島県いわき市に出向き、現地の関係者と連携を図ってまいりました。

 到着してすぐに、昨年に引き続き、いわき市社会福祉協議会と意見交換会を行いました。強口会長からは「今年で被災から8年が経過した。原発の廃炉作業中でもあり、まだ課題は残るものの、特にハード面では復興の一区切りはついたように思う。現在は、超高齢化の課題が大きく、今年4月より、地域住民が共に支えあう新たな仕組み『住民支えあい生活支援サービス』をスタートしている。元気なお年寄りが手助けの必要なお年寄りを支えるという、市民協働のまちづくりがなければ、コミュニティは持続的に運営出来ない。これは、日本全体が抱える課題ではないか。」と、自らの課題認識を語っていただき、有意義な意見交換が出来ました。

 その後、2018年11月に開設された『東京電力廃炉資料館』を見学し、原発事故の事実と廃炉事業の現状等について、職員の方から説明をいただきました。福島再生の大前提である廃炉作業は、30〜40年の長期に渡って続くため、宿泊施設や飲食店等の周辺産業や現場作業員、エンジニア等、様々な形で地元の方が関わっています。廃炉現場での作業に併せて、研究開発拠点の運用も始まり、培った技術力をもとに、更に地域が活性化することを目指している、とのことでした。

  被災から8年、被災地には、まだまだ復興への長い道のりを覚悟しながらも、必死に頑張っている人がたくさんいます。私たちは労働組合として働くみなさんの視点から、現場での強い想いをもって廃炉作業に関わっていることへの重みを、深く胸に刻みました。


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